3年生は、いよいよ5月から長期間にわたる実習が始まります。

来年、看護師になる3年生。

実習に向けて、実際の病室と同じような状況や患者さんを設定し、これまでに学習してきたあらゆる看護学の知識や技術を活用して、自分たちの考えた看護を実践する「臨床看護実践」がありました。

始まるまでは「どうしよう...」と、不安な表情を浮かべていた3年生ですが、始まりの合図とともにその表情は一変。身も心も引き締まり、誰もが真剣なまなざしで取り組んでいました。

実習まであと少しです!

さあ、「患者さんのために!」頑張って練習です。そして、実習で良いスタートをきりましょう。

私たち教員も応援しています。

今年の記念行事として『スクール・オブ・ナーシング』を鑑賞しました。
この映画は看護学生が学校生活や演習、実習を通して看護師になっていく姿を表現しています。

1年生は「学校生活がイメージできた」「勉強や実習が大変そう」と言っていました。
また「患者さんの死を前にして私だったら何をどう話したり接したりしていいのか今はわからないから、これから学習していきたい」といった前向きな意見がありました。
2年生は、「心電図モニターの音を聞いて実習を思い出し泣けてきた」「授業で学ぶだけでは患者さんとのよい人間関係は築けないので、やっぱり実習に行って自分と患者さんとの関わりを振り返ることが大切だ」と感想を話していました。
3年生は「死を前にした患者さんから逃げずに患者さんと向き合っていきたい」と実習に向けて、決意をしました。

この映画を通して看護学生のイメージができ、看護師に向かって進んでいってほしいです。

今日は1年生を対象に防犯講習会が行われます。

警察署の方から日常にはたくさんの危険が潜んでいることを伝えられ、
歩きスマホに、電車の立ち位置、SNSとの関わり方など、
まずは自分の日常生活を見直す機会になったのではないでしょうか。

そのあとは、実際に体を動かして不審者の撃退法をレクチャー!
男の子に実際に犯人役になってもらい腕を振り払おうとしても、『振り払えない!!』
実際に不審者に遭遇した時は、怖くて声も出ないかもしれないので、

今日は体験を忘れないように、みんなで練習しようと思います。

「ようこそ、愛生会看護専門学校へ」
まだまだ緊張をしている１年生に対して
2年生と3年生と教員が一丸となって
学校生活に早く馴染み、多くの交流が図れるように
学校紹介や自己紹介を兼ねたゲーム等を企画して新入生歓迎会を開きました。

『学校あるある』という企画では
「習った専門用語を使いたがる」　あるある
「うっかり、上靴のまま帰ろうとする」　あるある
「男子学生を、異性と思わなくなる」　あるある
「教員は実年齢より、若く見える」　あるある？
など、新入生には「ふーん、そうなんだ」と思えることでしたが、
在校生や教員にも楽しめる会となりました。

このときに、新入生の目標や今後の励みとなるように
平成27年度の優秀な学生の表彰を行いました。

開校30年、第30回生40名が入学しました。

「誠実で思いやる心をもつ看護師」
「的確に判断できる知識をもつ看護師」
「患者様に安心してもらえる看護技術を提供できる看護師」
そのような看護師像を目指し、
みんなで共に助け合い、励ましあって精一杯努力します。

力強い宣誓が響きました。
あなたたちは今、滑走路を走りだしました。
...3年後、10年後どこに向かって飛び立とうとしているのか?
飛び立つために、何が必要なのだろうか？
一緒に考えよう。
私たち職員は、一致団結して全力で応援します。