3月25日（水）に第104回看護師国家試験の合格発表がありました。
発表時間の前には、卒業生が情報科学室にスタンバイし、今か今かとその時を待ちわびていました。例年のことですが、厚生労働省のホームページが込み合い、なかなかアクセスすることができません。手は震え、心臓はドキドキ・バクバクです。５分ほど経過した頃、「つながった！」と。「○番、○番、○番・・・」と順に読み上げていきます。29名全員の番号を確認したところで、「ワ～！」「やったーっ」「全員合格」という歓声が上がりました。
26回生、29名全員合格することができました。おめでとう！
飛び上がって喜ぶ人、涙する人、緊張がとけてほっとする人、さっそく家族に電話する人。
この一年いろいろなことがあったけれど、クラス一丸となってお互い励まし合い、支え合い乗り切ることができましたね。最後の最後まであきらめないで、本当によく頑張ったと思います。教務室に戻ると、全員の教職員が拍手の嵐で出迎えてくれました。
さあ、26回生のみなさん、いよいよ看護師としてのスタートを切ります。いままで以上に大変なこともあるかと思いますが、29名で支え合い一歩ずつ進んでくださいね。
新3年生・2年生の皆さんも、先輩たちに続きましょう。
あなたたちならきっと大丈夫！

週間天気予報では雨かも、とハラハラしていましたが、卒業生のパワーなのか朝には雨が上がり、清々しい晴れの朝を迎えることができました。
卒業生はきれいに正装していて、いつもの先輩から変身した姿に在校生からは「きれいだねー」と歓声が上がる中、式典はスタート！
卒業生は一人ずつ卒業証書を受け取りましたが、その立ち姿は凛としてとても素敵でした。
来賓の祝辞、在校生の送辞の後、卒業生の答辞。その言葉と共に、卒業生一人ひとりが諦めず、頑張ったことを思い出して、思わずホロリと涙が出てきました。来賓の方々にも涙をぬぐう姿が見られましたよ。
別れの歌では「栄光の架橋」を歌いながら卒業生も泣いており、またまた涙が・・・。
本当によく頑張ったね、２６回生！
この３年間のさまざまな出来事がこれから先の困難の時にも支えになるはず、きっと。
在校生も卒業生の姿から学ぶものがあったかな？私たち教員ももっとみんなのことを支えるぞ！と決意を新たにする一日になりました。
２６回生の輝かしい未来を信じて・・・卒業おめでとう

卒業式を前に全学年揃っての講演会。今年度はメイクアップ講座です。
ユニホームに合うメイクってどのようにしたらいいのだろう？と学生は日ごろ使っているメイク道具を持参しました。
メイクの方法は気持ち引き締める「きりっと」と、気持ちを穏やかにする「ふんわり」の大きく２種類があることを知り、メイクの方法だけで同じ人なのに大きく印象が変わることにみんなで「えー!!」と驚きでした。
そこで、実際に学生がモデルになって、顔を半分ずつ「きりっと」と「ふんわり」にメイクアップ。
紙で顔を半分隠すと...本当に印象が違うことにまたまたビックリ。
メイクはその人自身の気持ちを表現するものだと聞き、自分はどんな自分になりたいのかな？と考えながら、学生全員がメイクアップ開始!
アイラインの引き方、アイシャドウやチークの入れ方...講師の先生方にも教えていただきながら完成したみんなの表情は、いつもよりキラキラしていました。
卒業生にとってはもうすぐ働く病院で、在校生は実習の時にメイクアップで自分が表現できるようになれるといいですね。これで、実習の時のすっぴん率が減るかな?
ちなみに...男子は化粧をするわけにはいかず、まつげを整えておりました。こわーい人になってしまうので、そりすぎ注意!です。