課程・学科・定員および修業年限
| 課程 | 医療専門課程 |
|---|---|
| 学科 | 看護科 |
| 入学定員 | 30名 |
| 総定員 | 90名 |
| 修業年数 | 3年 |
| 昼夜区分 | 昼 |
| 授業時間 | 講議:午前9時00分から午後4時20分まで/実習:実習は科目ごとに異なります。 |
| 休業日 | 土・日曜日、国民の祝日/10週間(夏期、冬期、学年末) |
教育内容と進度
| 教育内容 | 科目名 | 配当年次毎の時間数 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 1年次 | 2年次 | 3年次 | |||
| 基礎分野 | 科学的思考の基盤 | 情報リテラシー | 45 | ||
| 言葉で伝える | 30 | ||||
| 学びを支える | 30 | ||||
| 看護師としての アクションプランを考えよう |
15 | ||||
| コミュニケーションの基礎 | 30 | ||||
| 人間と生活・ 社会の理解 |
倫理学 | 30 | |||
| 家族社会学 | 30 | ||||
| 発達心理学 | 30 | ||||
| 看護で活用できる外国語 | 30 | ||||
| 仲間を知り、仲間になる | 15 | ||||
| 基本的なマナー | 15 | ||||
| 人間を知る | 30 | ||||
| 暮らしと文化 | 15 | ||||
| 小計A | 300 | 45 | 0 | ||
| 専門基礎分野 | 人体の構造と機能 | 看護に役立つ生化学 | 30 | ||
| いのちを支えるからだの しくみⅠ |
30 | ||||
| いのちを支えるからだの しくみⅡ |
30 | ||||
| いのちを支えるからだの しくみⅢ |
30 | ||||
| いのちを支えるからだの しくみⅣ |
30 | ||||
| いのちを支えるからだの しくみⅤ |
15 | ||||
| 疾病の成り立ちと 回復の促進 |
看護に役立つ薬理学 | 30 | |||
| 人と微生物 | 30 | ||||
| 病気の理解に役立つ病理学 | 30 | ||||
| 食と健康 | 15 | ||||
| 病気をもつ人を支えるための基礎知識Ⅰ | 30 | ||||
| 病気をもつ人を支えるための基礎知識Ⅱ | 30 | ||||
| 病気をもつ人を支えるための基礎知識Ⅲ | 30 | ||||
| 病気をもつ人を支えるための基礎知識Ⅳ | 30 | ||||
| こころの病いをもつ人を 支えるための基礎知識 |
15 | ||||
| 病気を予防するための 身体活動 |
30 | ||||
| 小計B | 270 | 150 | 15 | ||
| 健康支援と 社会保障制度 |
いのちと暮らしを守るための社会のしくみ | 15 | |||
| 安心な暮らしを支えるための制度 | 15 | ||||
| 健康を守るための制度 | 15 | ||||
| 療養を支えるための制度 | 15 | ||||
| いのちと暮らしをつなぐための制度の活用Ⅰ | 15 | ||||
| いのちと暮らしをつなぐための制度の活用Ⅱ | 30 | ||||
| 小計C | 30 | 45 | 30 | ||
| 専門分野 | 基礎看護学 | 看護の基礎 | 30 | ||
| 私の未来、私の看護 | 15 | ||||
| 看護倫理と医療安全 | 30 | ||||
| フィジカルアセスメント | 30 | ||||
| 看護の展開方法 | 30 | ||||
| 動く、調節するを支える 看護技術 |
30 | ||||
| 食べる、排泄するを支える 看護技術 |
30 | ||||
| からだを守るための看護技術 | 30 | ||||
| 看護技術の基礎 | 30 | ||||
| 与薬・検査を安全かつ正確に行う看護技術 | 30 | ||||
| 事例で学ぶ看護技術と 臨床判断 |
30 | ||||
| 地域・在宅看護論 | 地域で暮らす人々の 生活を知る |
30 | |||
| 地域で暮らす人々への 健康支援 |
30 | ||||
| 地域で暮らす人々の生活を 支えるしくみ |
15 | ||||
| 在宅で療養する人の生活を 支える看護 |
30 | ||||
| 在宅で療養する人の生活を 支える看護実践 |
30 | ||||
| 成人看護学 | おとなの健康を支える看護 | 30 | |||
| 生命危機にある人への看護 | 30 | ||||
| がんとともに生きる人への 看護 |
30 | ||||
| おとなの療養生活を支える 看護実践 |
30 | ||||
| 老年看護学 | 健やかな老いを支える看護 | 30 | |||
| 高齢者の病いを支える看護 | 30 | ||||
| 高齢者の療養生活を支える 看護実践 |
30 | ||||
| 小児看護学 | 子どもの発達に応じた看護 | 30 | |||
| 病気の子どもと家族を支える看護 | 30 | ||||
| 病気の子どもと家族を支える看護実践 | 30 | ||||
| 母性看護学 | 女性の健康を支える看護 | 30 | |||
| その人らしくはぐくみ、 産む看護 |
30 | ||||
| その人らしく育ち、 育てる看護 |
30 | ||||
| 精神看護学 | こころを知りこころを 支える看護 |
30 | |||
| こころの病いを もつ人への看護 |
30 | ||||
| こころの病いをもつ人を 支える看護実践 |
30 | ||||
| 看護の統合と実践 | 災害看護・国際看護 | 30 | |||
| 看護マネジメント | 30 | ||||
| 地域包括ケアを担う人になるために | 30 | ||||
| 看護技術の総しあげ | 15 | ||||
| 領域横断 | 人の生涯における健康課題を支える看護 | 30 | |||
| 薬物療法を受ける人への看護 | 30 | ||||
| 手術を受ける人への看護 | 30 | ||||
| 尊厳ある生と死への看護 | 30 | ||||
| 病気とともに生活する人への看護 | 30 | ||||
| 家族看護 | 30 | ||||
| 健康課題に働きかける 指導技術 |
30 | ||||
| 小計D | 390 | 585 | 270 | ||
| 専門分野(臨地実習) | 基礎看護学 | 看護を知る実習 | 40 | ||
| コミュニケーション実習 | 40 | ||||
| 看護過程実習 | 80 | ||||
| 地域・在宅看護論 | 在宅で療養する人の生活を 支える実習 |
120 | |||
| 成人看護学 | 療養生活を支える実習 | 80 | |||
| 老年看護学 | 手術後の回復を支える実習 | 80 | |||
| 小児看護学 | 子どもと家族の健康を 支える実習 |
80 | |||
| 母性看護学 | 女性と家族の健康を 支える実習 |
80 | |||
| 精神看護学 | こころの病いをもつ人を 支える実習 |
80 | |||
| 看護の統合と実践 | 看護の統合実習 | 80 | |||
| 領域横断 | 与薬・検査を受ける人を 支える実習 |
40 | |||
| 高齢者の生活再構築実習 | 120 | ||||
| 小計E | 80 | 280 | 560 | ||
| 総計 | A+B+C+D+E 合計(3050) | 1070 | 1105 | 875 | |
カリキュラム構造図

ドームの土台となる部分は、看護の知識の基盤である基礎分野や専門基礎分野での学びを、さらにその上の部分は基礎看護学と地域・在宅看護論をあらわしている。基礎看護学は、看護の概念や看護技術、健康課題のある人に対して看護を実践するための基礎について学ぶ。地域・在宅看護論は、あらゆる場で生活する人々が、その人らしく生活できるように、基礎看護学とともに礎となる位置づけとした。
ドームのなかは、看護の対象であるすべての発達段階、健康段階の人々をあらわしており、国籍、性別を問わない。したがって、小児看護学、母性看護学、成人看護学、老年看護学では対象である人々をいのちのはじまりからから死まで切れ目なく、望む生活をしていくことができるような位置づけとした。7色の虹は「領域横断科目」をあらわしている。これらは看護学の枠組みを超えて、人々の生活を支援できるように位置づけした。人々を包んでいる手は精神看護学をあらわしている。「看護の統合」も含めて、すべての科目、看護学を取り囲むように位置している。
ドーム全体は「看護の統合と実践」をあらわしている。多職種と連携し、協同しながら対象とその家族のよりよい生活のために看護を実践することを学ぶ。
【臨地実習の考え方】
- 看護専門学校において、臨地実習は大きな意味を持つ。臨地実習は、学校での講義や演習と異なり、学生が実際に生活している患者や家族に対して、学んだ知識や技術を活用し、看護を実践していく場である。学生はその過程の中で、対象との関係を構築しながら、主体的に活動していかなければならない。
本校では、1年次に、病院の役割や看護とは何かを考え、コミュニケーションを図りながら、入院している方や家族との良好な関係を築くための援助を学ぶ。
2年次の前期では、基礎看護学で学んだ知識・技術を活用して、入院している方の状態を把握、問題を明確にして必要な看護を実践する。
後期では、薬物による治療や検査を安全・安心して受けられるようにするための援助を理解する。入院している方を担当し、様々な病気を患いながら生きている人の生活背景や健康への考え方を理解し、一人ひとりに必要な看護を考えていく。また、こころの病いをもつ方と、日々の関わりを通して対象を理解するとともに、治療的な人間関係について学ぶ。
3年次には、病院だけではなく、自宅や施設、保育園など様々なところで実習を行う。地域で療養している人の看護、手術を受ける人や高齢者への看護、入院している子どもの看護や保育園での実習、妊娠中の母親と赤ちゃんの看護など様々な方への看護を学ぶ。「看護の統合実習」は医療チームと連携し協働することを学び、基本的な看護実践能力を身につける。3年間の学修の集大成であり、卒業後の自身の成長へとつながる。
【臨地実習の構成図】

*網掛けは、学校又は養成所が教育内容を問わず定めることができる実習
臨地実習計画
| 1学年 | 2学年 | 3学年 | |
|---|---|---|---|
| 4 | |||
| 5 | 看護過程実習 2(80) (総合上飯田第一病院) |
||
| 在宅で療養する人の生活を支える実習 3(120) (はぎのデイサービスセンター・愛生複合型サービスセンター平安通・めいほく友の家・めいほく鳩岡の家・ピア・ステーション・愛生訪問看護ステーション・名古屋市療養サービス事業団・愛生居宅介護支援事業所) 手術後の生活を支える実習 2(80) (総合上飯田第一病院) 高齢者の生活再構築実習 3(120) (上飯田リハビリテーション病院) |
|||
| 6 | |||
| 7 | 看護を知る実習 1(40) (総合上飯田第一病院・上飯田リハビリテーション病院) |
||
| 8 | 夏期休業 | ||
| 9 | 子どもと家族の健康を支える実習 2(80) (名鉄病院・総合大雄会病院・めいほく保育園・放課後児童デイサービス心愛・cocoa) 女性と家族の健康を支える実習 2(80) (総合上飯田第一病院・はな助産所・あお助産院・子育て支援センターめいほく・大和保育園) |
||
| 与薬・検査を受ける人を支える実習 1(40) (総合上飯田第一病院) |
|||
| 10 | |||
| 看護の統合実習 2(80) (総合上飯田第一病院 上飯田リハビリテーション病院) |
|||
| 11 | コミュニケーション実習 1(40) (総合上飯田第一病院・上飯田リハビリテーション病院) |
||
| 12 | 療養生活を支える実習2(80) (総合上飯田第一病院) |
||
| 1 | 冬期休業 | ||
| こころの病いをもつ人を支える実習 2(80) (楠メンタルホスピタル) |
|||
| 2 | |||
| 3 | 春期休業 | ||
| 合計 | 2(80時間) | 7(280時間) | 14(560時間) |











